2015年06月16日

みちのく里山保全隊の活動(オプション)

みちのく郷山保全隊の活動報告が下記の通りありましたので紹介します。  6月15日(月)みちのく郷山保全隊のオプション活動として計画していた北上市  和賀町後藤に完成し今月から稼働している北上プライウッド株式会社「結の合板工  場」の工場見学を行いました。   参加者は、いわて里山再生地域協議会から武藤会長他1名、花巻市役所の農村林務  課から2名の参加があり、総勢17名の参加者となりました。   基本的に一般の工場見学は認めていないとのことで、今回見学を認めていただいた  のは我々がボランティアで森林の保全整備を行っている団体ということで特別のご配  慮あったものと思われます。   お忙しい中貴重な時間を割いて頂き本当にありがとうございました。   初め会議室に於いて林専務取締役から会社の概要等の説明を受けた後質疑を行って  その後工場長の案内で合板の製造過程を見学しました。  残念ながら工場内は撮影禁止となっているため今回は添付する写真は3枚だけで  す。   合板の製造工程は詳しく説明できないが、原木を大根のカツラムキの様に薄くむい  て合板の厚さによって数枚交互に重ねて圧着し所定の寸法に裁断するというものでし  た。(分かって頂けたかな?)   専務さんの説明で特に印象に残ったのは  合板製造のために年間10万立方の原木を使うこと。  合板の乾燥や圧着、樹脂(ヤニ)の脱硫のために高温の蒸気を使うが蒸気を発生さ  せるためのボイラーの燃料は原木の樹皮や製造過程で出た木くずなどを使うため原木  で無駄になる分は全く無いこと。  ボイラー用の燃料で足りない分は森林組合から購入しているそうですが、必ず森林  組合を通さなければならないということではないこと。  松くい虫の被害木でも燃料として使う用意はあるが、そのためには枯れてから間が  ないものほど良く、薬剤散布していないものであれば焼却後の灰も肥料の原料などと  して使うことが出来る。しかし松くいの被害木は伐採の時期、薬剤散布、移動などそ  の取扱いには様々な制約がありこれらの関係を解決する必要があること。  などですが、この辺に間伐材の有効利用や松くい虫被害木処理のヒントが隠されて  いるような気がしますが解決すべき問題も多いようです。   いわて森林再生研究会のホームページへ:http://www.eins.rnac.ne.jp/~issk/ 北上27.6.jpg
posted by いわて森林再生研究会 at 20:00| 活動記録